2007年8月7日火曜日

国外長期滞在者

アジアに長期滞在している日本人の数が26万7064人と、北米(26万3756人)を抜いて、地域別で首位に立ったことが6日、外務省の調査結果でわかった。アジアが首位になったのは、現行の形式で統計を取り始めた68年以降で初めてとのこと。調査は06年10月1日時点のもので、長期滞在者には永住者は含まれず、3カ月以上海外に滞在する人が対象となっている。地域別では、北米が01年に21万2147人で、この5年間で約5万人増えた。これに対し、中国、インドを含むアジアは01年には16万6913人だったが、5年で約10万人増えた。
 中国を筆頭にアジア経済は発展を続け北米の経済力は低下していくだろうから、今後もアジアの長期滞在者は増加する一方だろう。これまで日本はアジアで一人勝ちであり、アジアの中で生きていく必要がなかった。これからはアジアの仲間に入れてもらってアジアの一員として生きていかなければならない。こういう時代に復古主義思想の持ち主が国の指導者になっていてどうするのか。

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