ニコライ・トカレフのピアノ・リサイタルから戻ってきたところである。プログラムは
グリーク(ピアノ編曲:セルゲイ・クルサノフ):組曲「ペール・ギュント」第1番より1.朝2.オーセの死3.アニトラの踊り
ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
ラヴェル:夜のガスパール
P.パブスト:オペラ「スペードの女王」による挿絵-チャイコフスキー「スペードの女王」の主題によるピアのための大変奏曲
A.ローゼンブラット:チャイコフスキー「白鳥の湖」の主題によるピアノのためのファンタジー
となかなか意欲的である。
アンコールはラフマニノフ:フレリュード、リスト:ラ・カンパネッラ、ドビュッシー:月の光であった。
後半の2曲のチャイコフスキーの主題によるピアノ曲は初めて聴く曲だがなかなか華麗な演奏だった。ローゼンブラットの曲はちょっとジャズっぽさも感じた。
今日の演奏ではラ・カンパネッラが一番良かった。
大ホールで入りは4割程度、中ホールであればちょうど良かったのにね。