2009年9月13日日曜日

市民オペラは相性が合わない

 昨年でこりたはずの市民オペラ、今回はイタリアから指揮者、韓国から男性歌手を招聘し、国内の歌手はオーディションで選考、オーケストラはプロということで、そこそこのレベルが期待できたので行った。

 結局一幕で帰ってきた。椿姫だから、圧倒的に主役のヴィオレッタの比重が高い。これがまずいと台無しである。主役も外国から招聘すれば良かったのだろうが、そこまですると市民オペラとしての主体性がなくなってしまうのだろう。

 行く前の午前中カルロス・クライバー指揮のコトルバスの椿姫を聴いて、帰ってからはネトレプコの椿姫で口直しをした。