2007年9月18日火曜日

NAXOS

 ナクソス(NAXOS)は、1987年に実業家のクラウス・ハイマンが、夫人である日本人ヴァイオリニストの西崎崇子とともに設立したクラシック音楽系のレコードレーベルである。

 ナクソスが活動を始める以前の大手レーベルは、有名なスター演奏家を起用することで販売数を伸ばしていた。しかし、ナクソスはこれとは逆に、無名でも実力のある演奏家を起用することで価格を低く抑えることを志した。 CD1枚が大体1000円前後である。大手レーベルが一部の超有名曲の知名度に頼りきっていた状況にあったのに対し、ナクソスは知名度は低くとも良質な曲であれば積極的に取り上げ、そのような曲の開拓をしていった。とくに20世紀の音楽をたくさん出している。ナクソスの最大のポリシーとして、「一度市場に出したCDは廃盤にしない」点がある。

 私もナクソスのCDはたくさん持っている。しかし、これまでの日本の代理店が、2007年9月末を以ってナクソス・ジャパンに変わることになり、それにともない値段が上がるらしい。10月まではナクソスはHMVでも在庫のあるCDしか購入できない。というわけで値上がりする前に在庫のあるナクソスの20世紀音楽をたくさん注文した。当分CDを買わなくてもよい状態となった。

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