2007年9月27日木曜日

アイドルとしての酒井和歌子


 酒井和歌子を初めて見たのは、テレビドラマ「フレッシュマン」だったと思う。検索しても「フレッシュマン若大将」はたくさんひっかかるが、テレビドラマ「フレッシュマン」はたった1件でその内容も乏しい。出演者に黒沢年男もいるのでこの番組で間違いないとは思う。酒井和歌子はその当時高校生で、ドラマでは脇役だったがとても可憐でいっぺんにファンになった。本当に可愛かった。

 「くしゃみ3回ルル3錠」のコマーシャルで「風邪、やあね」というのも良かったな。レコード(確か大都会の恋人たちという題名だったか)も出した。もちろん、買った。歌がへただと思ったが、そういうことは二の次だった。

 加山雄三の若大将シリーズに星百合子に替わってヒロインとして出演したが、星百合子の色気に完全に負けていた。酒井和歌子の魅力は少女としての清純さだったのだろう。それが大人になれば、大人の女性としての色気が女優として必要だろうが、その色気が酒井和歌子には乏しい。結局大女優と呼ばれることはなかった。デビューした16歳からの数年間が、アイドルとしての「酒井和歌子」の時代だったのだ。

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