2008年12月6日土曜日

幸福は感染する

 食品安全情報blogでの情報では、次のような内容の論文が権威ある医学雑誌BMJ(British Medical Journal)に掲載されたらしい。


 Framingham Heart Studyでは、21-70才の5124人の人生と健康について1971年から2003年までフォローした。参加者の血縁や友人、近所の人、一緒に働く人などの社会関係と精神衛生に関するデータから、幸せな人のそばにいると幸せになる可能性が高いことを見いだした。さらに幸福が感染するには物理的に近いことが重要である。
 Dynamic spread of happiness in a large social network: longitudinal analysis over 20years in the Framingham Heart Study
BMJ 2008;337:a2338
James H Fowler and Nicholas A Christakis


 確かに、いつも不満ばかり言っている人と接するといい気分はしないし、いつも感謝の気持ちを持っている人と接するとこちらの気持ちも良くなる。当たり前のようなことだが、家族を幸せにするためには、いやなことやつらいことがあっても前向きな気持ちでいることが大切なのだな。

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