2007年11月29日木曜日

官僚の能力

 守屋前次官が逮捕されたが、官僚の汚職はいつの時代でもどの国でもあることではある。それより問題なのは官僚の能力が低下しているのではないかということである。最近十分検討されていないと思われる欠陥のある法律が多い。個人情報保護法や改正建築基準法など、その法律の欠陥のため社会に弊害を与えている。中古家電の問題もそうだった。あの時は施行直前に大きな反対運動がおき、事実上法律が凍結されたような状態になっている。
 社会がより複雑になったため官僚の能力が追いつかなくなっているのか、それとも昔の官僚に比べて能力が低下しているのか、いったいどちらなのだろう。官僚の能力低下だとすれば、その官僚を生み出す国民全体の能力低下ということにもなる。

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