2007年12月2日日曜日

そのまんま東国原

 そのまんま東こと東国原英夫氏は知事として人気が高いようだが、私は以前から彼の眼に不気味さを感じている。笑顔でも眼は冷たいままである。その東国原氏が以下のような発言をしたとのニュースがあった。


宮崎県の東国原英夫知事は11月28日、宮崎市の知事公舎であった若手建設業者らとの懇談会で「徴兵制があってしかるべきだ。若者は1年か2年くらい自衛隊などに入らなくてはいけないと思っている」と述べた。記者団に真意を問われた知事は発言を撤回せず、「若者が訓練や規則正しいルールにのっとった生活を送る時期があった方がいい」と持論を展開した。懇談会の終了後、知事は「道徳や倫理観などの欠損が生じ、社会のモラルハザードなどにつながっている気がする」と言及。「軍隊とは言わないが、ある時期、規律を重んじる機関で教育することは重要だと思っている」と語った。


 そしてそれが問題になると次のように発言を修正した。


東国原英夫知事は11月29日、この発言について「徴兵制を容認していない。戦争に直結するものでは全然ない」と弁明した。同時に、若者に一定期間、強制的に農業を体験させる「徴農制」などの仕組みが必要と強調した。東国原知事は「徴兵制」発言について「社会のモラルハザード、規範意識の欠落、希薄化はどういうところで補うのか。学校教育が補えない中で、心身を鍛錬する場が必要ではないかと言いたかった」と釈明した。


 彼はタレント時代、1986年にフライデー編集部を襲撃し暴行罪で現行犯逮捕されている。また1998年には未成年者と淫行したことが露見し、罪には問われなかったがタレント活動を自粛した。1999年には後輩タレントを蹴り、略式起訴で罰金刑に処せられている。
 彼は自衛隊に入隊したことはない。自分は自衛隊に入隊せずにおいて、淫行や暴力事件を起こし、若者の道徳・倫理観の育成のためだと言って徴兵制を唱える。ふつうこういうのを恥知らずという。そのまんま東はやはりそのまんまであった。彼の眼は危険な眼である。

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