2007年11月18日日曜日

酒離れとスイーツブーム




 若者を中心に「酒離れ」が進んでいるようだ。ビール主要5社が発表した2007年上半期(1~6月)のビール関連飲料(ビール、発泡酒、第3のビール)の出荷量が、前年同期より1.9%減り、1992年に現行の統計が始まって以来、過去最低になった。今年は好天に恵まれたうえ、新商品も相次いで売り出されたにもかかわらず、「若者を中心に進む『酒離れ』を食い止められなかった」(ビール業界関係者)そうだ。

 「酒離れ」というのは良いことだろう。飲酒による病気や事故・事件を考えると、厚生労働省は本来、禁煙と並んで節酒を啓蒙すべきなのだ。

 一方でスイーツがブームとなっている。最近はテレビもラーメン特集でなくスイーツ特集が多くなった。日本経済新聞土曜日版についてくるNIKKEIプラス1の裏面の連載も温泉紀行が終了し、スイーツ紀行となった。

 酒を飲む人が減り甘いものを好む人が増えるという現象は、どのように解釈するのだろうか。

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