ブラームスをからっと明るく演奏して一部のブラームス・ファンの怒りをかったエンリケ・バティスだが、同じく悲哀系のチャイコフスキーの演奏はどうなのか。
チャイコフスキーの交響曲6番「悲愴」を聴いた。これがなかなか良いのである。なぜブラームスはだめでチャイコフスキーは良いのか。
悲哀系といってもブラームスは地味でじめじめしている。あくまでも内にこもっている。一方チャイコフスキーは派手なのである。大泣きしている。
私にとってチャイコフスキーはちょっとやりすぎのように感じてにがてだった。
だが、バティスのようなからっとした演奏ならばしつこくなくて聴ける。
まあ、いろいろ相性はあるものですな。
0 件のコメント:
コメントを投稿