2008年1月5日土曜日

ロック野郎

 歳をとってもロックを聴き続けている「ロック野郎」といわれる人たちがいる。素直にすごいと思う。私はもうロックはだめだなあ。高校生の頃は夢中で聴いていたが、今はめったに聴くことがない。今日はそのめったにない日だ。

 どういうわけか、クラシックを聴く気がしなくて、ロックを聴いている。まず、ピンク・フロイドの「the dark side of the moon」、プログレッシブ・ロックという範疇に入る。
 昔はプログレッシブ・ロックというのは進歩的で芸術性も高いのだと信じて、よく分からないまま聴いていた。このプログレという音楽、今聴くと小賢しい小手先の音楽のように聴こえるものが多い。尖がっているようで実はぜんぜん尖がっていないのだ。
 ピンク・フロイドの名盤とされるこのアルバムも途中で聴くのをやめた。次にキング・クリムゾンの「クリムゾン・キングの宮殿」、これはビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」を蹴落としてチャートの一位になった由緒あるアルバムである。やはりプログレの範疇に入る。ピンク・フロイドのアルバムよりも聴ける。だがやはり途中でギブアップ。
 それではこれでどうだ、ヴァン・モリスンの「veedon fleece」。昔はヴァン・モリスンやローリング・ストーンズのようなストレートで濃いロックはにがてだった。でも今聴くとこのストレートさが良い。ああ音楽だなあと感じる。

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