2009年1月18日日曜日

ワクチンが効いていない

 今年のインフルエンザワクチンは昨年に続いて、あまり効かないのではないか。


 以下は読売新聞のサイトから

 東京都は17日、町田市内の「鶴川サナトリウム病院」(日野研一郎院長)で、入院患者と職員の計101人がインフルエンザに集団感染し、77~100歳の女性患者3人が死亡した、と発表した。死亡した3人はいずれもA型インフルエンザだった。
 発表などによると、同病院には高齢の認知症患者を中心に448人(17日現在)が入院、職員335人が勤務しており、今月3日、女性職員(24)が最初に発症。6日に患者4人が発症した。その後、感染者が増え続け、肺炎を併発した85歳と100歳の女性患者2人が11日夜に死亡。16日にも77歳の女性患者が亡くなった。
 同病院の入院患者の平均年齢は83歳。インフルエンザワクチンの接種率は入院患者が約89%、職員が約92%で、都は「接種率は比較的高い」としている。


 これだけワクチンの接種率が高いのに集団感染を起こすというのは、ワクチンの有効率が低いということだ。インフルエンザワクチンの有効率は低い年は30%、高い年は70%と言われている。昨シーズンは30%程度の低い有効率で、私の子供2人がワクチンを打っているのにインフルエンザにかかってしまった。

 やがて新型インフルエンザが発生し、そのワクチンができるわけだが、もし30%程度の有効率しかなければ流行を抑えられない。70%以上の有効率を期待したいが、こればかりはその時になってみないと分からない。せめて新型インフルエンザの病原性が低いことをを祈ろう。

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