2008年10月24日金曜日

コバケン2

 昨日の小林研一郎のコンサートで、楽章の始まりと終わりにいちいち楽団員に向かってお辞儀をし、またアンコールの前に聴衆へのお礼とともに「東京都交響楽団の音に私は大変感動しました」と言う姿をみて、謙虚な人だなと思った。この人は「炎のコバケン」と呼ばれているということは知っていたので、もっと過激な人かと思っていた。

 小林研一郎という人をもっと知ろうと思い、wikipediaや彼のホームページを見た。ホームページには「炎のコバケン・小林研一郎」と出ていた。むむ、「炎のコバケン」は自称だったのか。

 wikipediaには次のような少し意地の悪い記事が載っていた。
 小林が指揮する演奏会では、終演時に客席に話しかけて挨拶をすることがしばしばある。外国のオーケストラの日本公演では、「皆様お立ちになって拍手をお願いします」と言うこともあるが、日本語のわからない外国人にとってはスタンディングオベーションが自然に起きたように見え、「コバヤシの人気は凄い」と尊敬を集める結果となっている 。

 どうも昨日のコンサートの時に思った「謙虚な人」というイメージと合わないぞ。うーむ、自己演出に長けた人なのか。

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