2008年10月13日月曜日

抗インフルエンザ薬の備蓄

 以下のような報道があった。
 新型インフルエンザ対策として独自の取り組みを進める東京都は、年内にも抗インフルエンザ薬400万人分の備蓄を完了する見通しだ。タミフル耐性ウイルスの出現に備え、リスク分散を図るためにリレンザを200万人分、タミフルを200万人分とする。最終的には、都の人口の6割分を目指している。

 我が家ではリレンザ14人分、タミフル14人分、N95マスク40枚を備蓄している。これは家族と従業員用である。家族・従業員は新型インフルエンザ流行時に発熱があれば、ただちに抗インフルエンザ薬を使用する。インフルエンザ以外の発熱であっても、抗インフルエンザ薬は効かないというだけで悪い結果をもたらすわけではない。経験的にインフルエンザの迅速診断キットで陽性となるのは最短で発熱後5~6時間以上経ってからであり、通常は10時間くらい経たないと正確な診断ができない。待つよりもまず抗インフルエンザ薬を使う方が安全であろう。早期に使えば、重症化せずに治り、感染中断免疫ができ、そのシーズンはもう感染することはないだろう。
 家族・従業員用に2回の発熱に対処できるようにして、残りを私が予防的に使う。予防は治療量の半分なので、毎日使って80日分くらいになる。新型インフルエンザ用ワクチン接種が可能になるまで、予防使用を続けることができれば一番よいのだが、その場合は薬を1年分くらい用意しなければならなくなり、今の時点では躊躇する。新型インフルエンザ発生のニュースを聞けば、直ちに充分と思われる量を注文しようと思うが、その時にはすでに注文が殺到し、こちらがほしいだけの量は確保できないだろうなあ。半年くらいでワクチン接種が可能になれば良いのだが。

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