アフィニス夏の音楽祭・合同オーケストラ演奏会
メンデルスゾーン:弦楽のための交響曲第9番ハ長調
コープランド:クワイエットシティ
ハイドン:協奏交響曲変ロ長調HobI-105
ムソルグスキー(ラヴェル編):展覧会の絵
1曲目のメンデルスゾーンはほとんど眠っていた。メンデルスゾーンやドヴォルザークの曲はこれまでも眠ってしまうことが多かったが、またやってしまった。旋律が心地よいためだと思う。コープランドの静かな曲の方が眠ってしまいそうなものだが、コープランドはしっかり起きて、都会のひんやりした夜のイメージを感じた。
展覧会の絵はムソルグスキーが友人の展覧会の印象を表現したもので、原曲はピアノ独奏曲である。ラヴェル編曲の管弦楽版は極彩色でドハデな曲である。オーケストラの面白さを味わうにはうってつけの曲であり、満喫しました。
でも、この曲って展覧会の個人的な印象なわけで、それがここまで巨大に膨張するというのはふつうの精神世界ではない。元々の曲の意味を考えると、原曲のピアノ独奏曲が正解という気がする。まあ、標題音楽ではなく絶対音楽として原曲とは別の曲として聴けば問題ないのかも知れないが。
0 件のコメント:
コメントを投稿