2008年8月25日月曜日

どうしてツェッペリンだったのか

 北京オリンピックの閉会式で、次回のロンドンオリンピックの宣伝にレッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが出演し、"whole lotta love" を演奏した。なぜ、ビートルズでなくツェッペリンなのだろう。ジミー・ペイジといっても知らない人の方がはるかに多いだろう。ふつうに考えればポール・マッカートニーが出演し、ビートルズの曲を演奏するべきだろう。調べてみるとポール・マッカートニーが出演できない理由が分かった。

 ポール・マッカートニーはベジタリアンであり環境保護活動家として精力的に活動している。捕鯨に対しても、「日本人は人間の友達を食べる!」と非難したことがある。カナダのアザラシ猟に対しても反対を表明している。
 2005年に中国で犬猫が虐殺されているということで、「私はこんな野蛮な中華人民共和国では演奏しない、2008年の北京オリンピックを無視しよう、中華人民共和国製品の不買をしよう」とファンに共闘を求めたということだ。

 ビートルズの次ならば、ローリング・ストーンズということになるが、ストーンズはイメージ的にオリンピックとは合わない。そこでツェッペリンということになったのだろう。
 それにしても、ジミー・ペイジはすっかり白髪になってしまって、もうおじいさんだなあ。

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